日々の出来事

【三休だより】「みんなの学校をつくるために」座談会に参加し、改めて「働く」を見つめ直す。

  • 2019.7.30
  • TODAY

先日、京田辺市内で大空小学校元校長・木村 泰子さんの講演会が開催されました。
タイトルは「みんなの学校をつくるために」。障害あるなし関わらず、すべての子どもたちの学習権を保証する学校をつくることに尽力した木村さん。彼女が9年間校長を務めた大空小学校は「みんなの学校」と呼ばれ、映画にもなりました。

 

▼木村さんのインタビュー記事|虐待・貧困・発達障害…全てを抱えた子が「みんなの学校」で得たもの
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54397

 

その講演会終演後に行われた「木村さんを囲んでの教育を考える」座談会にお呼ばれし参加してきました。

 

▼木村さんの横に座った施設長・世古口。楽しく意見交換ができました。

 

彼女のブレない意思には「過去の失敗」がある。その失敗が原動力となっているのだとまず思いました。「わたしは社会を変えるなんて思っていません。目の前の子どもに向き合っているだけです」とても共感できます。三休も、ぼくも、この一言はずっと胸に刻んでいることです。

 

「違いを排除するのではなく、認め合い、共存させること」
それが「全ての子どもたちの学習権を保証すること」につながるし「全ての人たちの働く権利を保障すること」にもつながると思いました。ただ苦労は多いし、一長一短にはいきません。綺麗ごとで終わりたくない。だからこそ、三休では考え、考え、考え、工夫を行い、トライアンドエラーを繰り返し、「働く」という行為を一緒に行っていきます。そして、しんどいことも嬉しいことも共有していきます。