【イベントの報告】さかさvol.2<ゲスト:まんまるはーと>
こんにちは、三休の世古口です。先週末、障害のイメージを揺さぶる学びの場「さかさvol.2」を開催しました。今回のゲストは、まんまるはーと。知的障害の疑似体験ワークショップを行なっているグループで、知的障害の特性がゆえの困りごとや世界の見え方・感じ方を実際に感じることで「障害に対してのイメージ」に揺さぶりをかけるワークショップを行いました。それだけじゃなく知的障害の特性や知識を提供するトークも行いました。
▼三休メンバーが書いた看板、ナイスです。
▼モデレーター・世古口からオープニングトークを。
まず最初にまんまるはーとさんから「知的障害&発達障害」に関しての情報の共有がありました。
その後ワークショップに。3つの知的障害疑似体験ワークを通して「何に困っているのか」「理解されない気持ち」「分かり合えるコツ」を伝えていました。最初のワークは「描いてみよう」。3つのお題を絵で表現することで知的障害のある人たちがわかりやすい/わかりにくい伝え方を体感できました。
2つ目のワークは「やってみよう」。軍手をはめた状態で小さなシールを枠の中に貼っていく作業をネガティブ&ポジティブな声掛けの2パターンで行いました。その中で「道に飛び出さないで!」というネガティブな言葉ではなく「ここで止まりましょう」という肯定的な伝え方が大切ということを学びました。
最後のワークは「聞いてみよう」。5人が一斉に発した言葉から1つのメッセージを聞き取れるかどうかを体験し自閉症の人の特性の1つである聴覚過敏のつらさを知りました。
知的障害疑似体験ワークの後は、障害児の親たちによるリアルトーク!モデレーターの大学生・明里さんが3つのテーマを設定しました。そのテーマは「障害=特別」「障害の受容」「赤裸々子育てトーク」で知識を超えた経験知を得ることができました。
今回のさかさでは知的障害について改めて考え、学び直すことができました。次回のさかさは2020年01月25日(土)13:30〜15:30、ゲストは手話エンターテイメント発信団oioi、聴覚障害のイメージを揺るがせる内容にしています。ぜひ次回もご参加くださいませ。
▼三休ポーズで参加者のみなさまとパチり!