【三休だより】野菜たちへの一番の肥料は「愛情」
みなさま、こんにちは!三休の世古口です。
先日あるスタッフから素敵な提案がありました。「世古口さん、来年度の農業計画をメンバーも交えて話し合いませんか?」と。年末からずっと、何を植えたらいいだろうか、どれくらい育てたらいいんだろうか、どのように売っていけばいいだろうかとスタッフ同士であれやこれやと話し合っています。無意識にメンバーを話し合いの場から排除しスタッフだけで決める。そしてスタッフだけで決められたものを育て収穫し売っていく。その行為は「わたしが決めたんだ!」という主体性を欠いており受け身な状態になります。彼の一言がなければ、そのように進め、支援者/被支援者と分断されていました。
ようし、農業計画をメンバーと一緒に話し合おう。そして何を植えるかを決めていこう。とメンバーに共有しました。ランチタイムの話題に農業計画のことが加わったり、野菜の本を事務所に陳列したりと、話し合いの日が近づくにつれ「農業計画」を決める前向きなムードが漂い始めています。
▼野菜づくりの本や資料を配架しました。その他も「VEGE BOOKS」。
スタッフとメンバーが納得を持ち、決めた農業計画。その計画をもとに準備を進めていき、春の訪れとともに農業も本格始動。収穫まで野菜たちを愛で、育てた野菜たちを丁寧に収穫・処理しお客様に届けていきます。この話し合いがあるかないかによって、そこにメンバーの心が込められているかどうかが変わってきます。些細な時間かもしれないが、とっても大切な時間です。野菜たちへの一番の肥料は「愛情」ですから。