日々の出来事

【三休だより】高校卒業後に働き始めたメンバーの初工賃の使い道

  • 2021.8.3
  • TODAY

みなさま、こんにちは!三休の世古口です。本日は涼しく作業しやすいと思っていましたが午後からじめじめ天気に…畑作業するには暑く感じる気温でした。

 

さて本日は表題の通り、高校卒業後に三休で働きはじめたメンバーがはじめて頂いた工賃の使い道についてのブログです。本人に「今度書くよ!」と言いながら日が経ってしまいました。

 

 

たびたび三休だよりで登場したことのある彼女。今年4月に高校を卒業し三休で働くことになりました。高校卒業したばかりのメンバーが加わることは、三休としては初めての体験。「学生から社会人へ」の立場の変化に対しての責務をとても感じています。「働くとはどういうことか」「作業と仕事の違いは?」などを意識しながら仕事を教えていきました。

 

 

 

お願いした仕事に真面目に取り組んでいます。一生懸命働いてくれるからこそ、「この仕事もお願いしようかしら」と思うようになります。最初は緊張していましたが少しずつメンバーにも馴染み職場にも居心地の良さを感じてくれているそうです。

 

 

5月20日、初めての工賃を彼女に手渡しました。「三休で働いてくれてありがとう」と感謝を込めてお渡し。「何に使いますか?」とお聞きするとJAMMINで飼っている猫ちゃん( みや )用のチュールを買って食べさせたいとのこと。

 

 

工賃をお渡しした後の通所日に、彼女はチュールを持ってきました。そしてミヤちゃんにプレゼント。彼女は嬉しそうにしていました。

 

 

彼女はもともと週2日の通所だったのですが、いまでは週3日に。働く時間も少しずつ増えています。「三休で働いた方が元気になる」とのこと。そして彼女は夢を語ってくれました。三休で頑張って働いて工賃を貯めて、ディズニーランドに行くんだと。働く動機ができ、それに向かって頑張れること。そのことを僕たちは応援していきたいし、達成するためには仕事をつくり売上を出し工賃を高めていかないといけません。と同時に、就労に向けた仕組みづくりもしていく必要があります。

 

メンバーと日々関わり働いていくなかで、考えること・学ぶこと・気づかされることはたくさんあります。やるべきことはどんどん増えていきます。やるべきことを1つずつ達成していきメンバーのニーズを満たせる存在になっていきたいといつも強く思っています。