日々の出来事

【三休だより】万願寺とうがらしの初出荷!そして誘引作業。

  • 2022.6.4
  • TODAY

みなさま、こんにちは!三休の世古口です。3週間ブログが空いてしまったことを反省し「毎週書くよ!」と誓ったにもかかわらず、また2週間空いてしまいました。 (さらに内容は1ヶ月遅れとなっております。すみません、でも時系列に沿ってお伝えしたいので…タイムラグがあることご了承ください! )

 

4月中旬に「苗定植から芽取りまで」をお送りいたしましたが、今回は「初出荷と誘引作業」をお届けいたします。芽取りをした後は風通しも良くなり日当たりも改善し成長が促されていきます。その数週間後の4月下旬には誘引作業がスタートしました!

 

 

まずは等間隔にイボ支柱を差していきます。次の支柱まで2メートルの間隔なのですが、それをはかりながら作業するにはどうしたらいいだろうと考えながらやるのがメンバーにとって良い経験になったそうです。

 

指示のあった作業をミスなくこなすだけでなく「どうしたら2メートルをはかりながら作業できるだろう」と方法を試しながら作業をするのはクリエイティブで「作業」から「仕事」に昇華されます。

 

 

イボ支柱を立てた後は誘引線という紐をバーっと60メートルに通していき「誘引作業」ができる準備をしました。その後、万願寺とうがらしの枝に麻ヒモを通しぐるぐると這わせていき枝が倒れないように仕立てていきます。

 

 

うちの万願寺とうがらしは「4本仕立て」で片側2本の親枝を誘引していくのですが、どれが親枝なのかの判別、どの角度でヒモを通したらいいのか、どれくらいの強さでヒモを張ったらいいのかなど作業自体はシンプルですが1つひとつの工程に考えるべきポイントがあり、かつ、もっと早く、もっとうまくするための改善することが詰まっています。

 

「誰もができるかもしれない作業。でも、専門性を高めればその人しかできない作業」へと変えていけるのが農作業の良さなのかもしれません。

 

 

誘引がはじまっていくとスタートしていくのが「万願寺の収穫」。一番果が大きくなり取り頃になっていたので収穫しJAにも出荷しました!なんと4月25日!昨年に比べ1ヶ月超も早く出荷できました。JAの職員から「この地域では出荷が一番早いですよ!」との嬉しい報告が。三休のスタッフで話し合い「なにかで一番になることを目指す」を新しいクレドに加えたのですが、小さなことでもそのクレドを達成できました!!!

 

そしていま紆余曲折がありましたが、万願寺とうがらしの出荷目標を目掛けて収穫&梱包を日々頑張っています!